大宰府天満宮「秋祭神幸式大祭」に合わせて、910年前から大門地区で行われている伝統行事です。

「菅原道真公御在世の往時を偲び、その尊き御神徳を仰ぎ、御神慮を慰め奉ると共に、国の繁栄、氏子崇敬者の平安五穀豊穣を祈念する」として、9月21日、宵闇を背に天拝山頂上で迎え火が焚かれました。

 地元に伝わる言い伝えによれば
「天拝山に登られた道真公が下山されないので麓の村人たちが松明を手に道真公のお姿を探したところ天拝山頂上で亡くなられていたそうです。そこで、太宰府からご遺体を引き取りにこられる間、山頂で火を焚いてお迎えを待った」
 このことが今日の迎え火の起こりになったといわれています。

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